無垢材のあれこれ-無垢フローリング・無垢にこだわりをもつ 旭貿易株式会社

無垢材のあれこれ > ATs HOME

無垢材のあれこれ/テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト

  • AT’s natural flooringを理解してもらうために
  • 無垢フローリングと合板フローリングの違いって?
  • ご注意とお願い
  • AT’s 製品の性能について
  • AT’s natural flooring基礎知識
  • 塗装について
1.無垢フローリングと合板フローリングの違いって?

無垢フローリングは、自然そのものです。

生きているので伸縮し、ひとつとして同じ表情はありません。 この絶妙な木目の間隔は、そよぐ風、木漏れ日などと同じ自然界に満ちている心地よい安らぎや幸せを感じさせてくれる「ゆらぎ」といわれます。 さらに、木材から反射される光は木の表面の凹凸が光を拡散するため目にやさしい光となります。 また、もしキズがついたり汚れたりしても、表面をサンダー掛けして塗装をすれば、手軽に何度でも再生ができます。

それと比較して、合板フローリングは、人工的なもので薄板を何枚も重ねてある為ほとんど伸縮しません。

施工の手間は格段に楽で作業時間もかかりませんので、当面のコストはおさえられます。 しかし、時が経つにつれ剥離を起こす可能性があります。剥離を補修することはほとんど不可能なことです。 自然のものと、人工的なもの。それぞれのメリット・デメリットがあります。 建築時だけのことだけでなく長い目で、満足度・耐久性・メンテナンスまで含めた経済性を考え、ご自身が生涯満足できるフローングを是非セレクトしてください。

2.AT's natural flooringを理解してもらうために読んでいただきたいこと

AT's natural flooringは無垢フローリングです。

無垢フローリングは自然の木で生きていますので、冬から春にかけては暖房などの乾燥によって隙間ができ、湿度の高い梅雨から夏にかけては湿気を吸って伸びるため、 この隙間は小さくなっていきます。四季を通じて伸縮を毎年繰り返します。

  • 無垢フローリングは乾燥材ですが、生産時の品質をいかに高めても、季節による湿度変化・環境・使用状況等により反り、膨張、収縮、割れ等を無くすことは不可能です。
    特に表情に特徴的なキャラクターがあるグレードの商品ほど伸縮等の変化が起こりやすいのはやむを得ないことです。
    これらは生きているからこその自然現象であり、かつ現場の環境によって異なるため、保証をすることはできません。
  • 湿気の多い洗面脱衣室等や梅雨時期、または長期間家を閉めきったり、湿気の多い日に窓を開けたままにしていると、湿度が高くなり反ったり暴れたりすることがありますので注意をし、 換気・乾燥を十分行ってください。※特に施工後は室内の湿度が高いため、換気・乾燥に留意してください。
  • 水廻りなど水がかかる可能性の高い場所ではマットなどのご使用をおすすめします。もし、水・洗剤などをこぼした時は素早く拭き取ってください。
    水に濡れたり、濡れたマットをそのままにしておくと、塗膜の剥離・割れ・変色・毛羽立ち・反り・カビ等の現象が起こります。特に、無塗装・自然OIL塗装の商品はご注意ください。マットが濡れたら必ず乾かしてからご使用ください。
  • 施工後しばらくの間は、フローリングが環境に馴染もうと伸縮をし始め、歩くと「ピリ、パリ」ときしみ音のような床鳴りがすることがあります(床暖房の使い始めは、歩かなくても音がする場合もあります)が、 段々と落ち着いてきます。施工上、不陸等の問題がある場合は別論です。

3.AT's 製品の性能について
  • 旭貿易(株)独自のグレーディング基準に基づき、製品の品質ではなく木肌のキャラクターを選別したもので、全ての製品において品質は変わりません。
    無垢材は、基本的に節が少なく希少価値の高いものはグレード・価値が高くなります。
  • 自然のものであるため、木目・色調は様々でキャラクターの強い製品ほど同じグレードであっても表情に差があります。 施工する前に仮並べ・色あわせすることをおすすめします。並べ方によってイメージが変わりますので、お客様のセンスで素敵な空間をつくりだしてください。
  • 丸太の入荷時期や丸太の状態によっては、同じグレードでも表情が異なる場合もございます。自然のものであるため予めご了承ください。
  • 以上は、当社独自の基準・ポリシーに基づくもので、他社無垢製品の生産管理・品質基準等とは異なります。従いまして当社無垢製品の性能については、当社基準に基づきます。
    また他社共、相互の基準を共用することはできません。

4.ご注意とお願い
  • 原木から製品まで一貫生産のため、在庫のない場合は入荷までお時間をいただくことがございます。
  • グリーン購入法等により年間生産数が限られるため、完売した商品については当年度の販売は終了とさせていただく場合がございます。
  • 発送の際、軽い擦りキズや押しキズがつく場合がございます。特に針葉樹や柔らかい樹種、色の濃い製品はその他の製品に比べてキズが目立ち易いですが、これらは製品の特性上やむを得ないことですので、何卒ご了承ください。
  • 掲載商品の色・柄はモニターにより、色の見え方が若干実物と異なる場合がございます。
  • 掲載している樹種のデータや情報は、当社が様々な資料等を参考にしたものです。データや記述内容において、学術的な見地と一致しない場合もございますので、ご了承下さい。

5.塗装について

自然OIL塗装

ほぼ植物などの自然素材から構成され再生可能な資源が原料です。有害化学製品を含まず、環境と人にやさしい塗料です。表面はマットな仕上がりになります。 従来のウレタン塗装などとは違い塗膜を作らず、木の呼吸を妨げない為、木に浸透してよくなじみ、木の持つ風合いをいつまでも保ち続けます。
また、湿度がほぼ一定に保たれた快適な生活が実現できます。
メンテンスは容易ですので、定期的に正しく行えば、常にきれいな状態を保つことができます。
その反面、塗膜がないため水等の液体に対して弱い面もあります。
換気・乾燥が不十分であると湿気で表面が湿ったように感じる場合がございますが、換気・乾燥をすれば元に戻ります。

ECOウレタン6面(床暖)塗装

シックハウス問題に関わるトルエン、キシレン、ホルマリン等の溶剤を含まないF☆☆☆☆の環境対応型エコ塗料を使用し、フローリングの含水率を通常より低い状態 (乾燥釜出しを数回繰り返し、最終の釜出し直後平均7%以下、通常は平均9%以下)で特殊なウッドシーラー(戸外看板等用)を導管に染込ませ、木の動きを安定させてから6面塗装します。
それにより、熱を加えても収縮しにくく、外気の湿気も吸いにくくなります。よって通常の塗装より水分バランスをうまく保つことができ、環境の変化に影響を受けにくくなります。 表面は、つるっとした仕上がりになります。
自然OILに比べると水気などの浸透を抑え、耐摩耗性・対汚染性に優れていますが、使用頻度が高い部分の塗膜が剥げたりキズがつくことは避けられません。 その際、再塗装や補修等のメンテナスについては専門家にご相談することをおすすめします。

無垢フローリング仕上げの床暖房の隙間について
木の風合いを保つため絶乾状態ではありません。ECOウレタン6面塗装(床暖対応)を施してあっても、高温(30℃以上)または長時間の使用・環境などによっては収縮が著しくなり、高温であればあるほどフローリング実部分に大きな隙間や割れ等が発生することもあります。床暖房を使用しない場合でも調湿機能が働き若干の隙間ができます。場合によっては5㎜程縮むこともあります。
どこが何㎜縮むかを予測することは不可能です。ご理解の上ご使用願います。 木の性質上、季節によって伸縮します。特に表情に特徴的なキャラクターがあるグレードの商品ほど伸縮などの変化が起こりやすいのはやむを得ないことです。 縮みを抑えるために、加湿器の使用をおすすめします。

※床暖機器によっては当社製品に適さないものございます。ご不明な場合はご相談下さい。

無垢フローリング仕上げの床暖房についてのお願い
メイン暖房としてご使用にならないでください。あくまでも暖房感を向上させたり、底冷え防止を補う補助暖房としてご使用ください。設定温度は“中”以下(30℃以下)をおすすめします。

家具などの床暖房に接する面積が大きいものや座布団、じゅうたんなど放熱を妨げるものを床暖房の上に置かないでください。また床暖房を洗濯物や布団などを乾燥させる目的でご使用にならないでください。

※フローリングに異常に熱がこもり極端に伸縮し、ソリ・ひび割れ・変色などの原因になります。

お手入れの際は床暖房のスイッチを切り、フローリングが冷えてから行ってください。ワックスがけを行ったら、ワックスが完全に乾くまで床暖房のスイッチは入れないでください。

※床暖房中にお手入れを行うと、フローリング表面のひび割れ・変色などや床暖房機器の故障の原因となります。

6.AT's natural flooringの基礎知識

【床鳴り】

床鳴りの原因は、フローリングが撓んできしむためです。撓む原因はほとんどの場合、フローリングが下地合板にしっかりくっついていないためです。 しっかりとくっつかない要因は、施工上・構造上の問題による床下地材の不陸であると考えられます。

  • 構造材がきっちり納まっていない状態でフローリングを張ってしまった…最初から床鳴りがします。
  • 根太などの床下地材が、完成時より乾燥収縮してしまった      …時間が経ってから床鳴りがします。

無垢フローリングを施工する際は一液型ウレタン樹脂系接着材かエポキシ樹脂系接着材と釘を併用して施工しなければなりません。 接着材と釘を併用することによって、 フローリング材と下地合板との隙間をなくします。 必ず釘と接着材を併用し、接着材は無垢フローリングに適したものを適量使用しなければ、下地合板との間に隙間が生じ床鳴りの原因になります。(針葉樹合板などは表面が粗いため特にご注意くださ い。) 接着材の塗布量は必ずメーカーの説明書に従い、厚く塗り過ぎても少なすぎても接着不良の原因となりますので均一にムラなく塗布するようご注意下さい。

【反り・変色】

表面保護のため施工後は速やかに細かな砂・ホコリなどのゴミを掃除機でしっかりと取り除き、養生シートを隙間なく敷き込みフローリングに直接養生テープを貼らないように注意し固定します。養生テ ープを直接フローリングに貼ることはできません。塗料の剥がれや変色の原因となります。
シートで覆わなかった箇所があると汚れの原因になるほか隙間からあたる日差しでその部分だけが日焼けし変色してしまいますのでご注意ください。
養生シートは必ず通気性のあるものをご使用ください。ブルーシートなど通気性のないものは湿気がこもりフローリングの反り・変色の原因となります。
お引渡し前のクリーニングは基本乾拭きをお願いします。水拭きをすると湿気による反りや特に自然OIL塗装は毛羽立ちなどの原因となるため、汚れが目立つ箇所は固く絞った雑巾で速やかに拭き取っ てください。その後、乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。

仕上がり

クリアランスをとって施工してください。きれいに仕上げるためには天気のよい、できれば乾燥した日に施工することをおすすめします。 工期の都合等でやむを得ず湿気の多い日に施工する際は、接着材が乾きにくいため速乾性の接着材をご使用ください。
フローリングを開梱したまま放置すると反りなどの原因になるため、開梱したフローリングはその日の内に施工するようお願いします。また、施工し始めた部屋はその日の内に貼り終えることをおすすめします。
施工後は湿気がこもらないよう風通しを良くしてください。湿気がこもると床鳴り・反り・盛り上がりなどの原因になりますのでご注意ください。



品番検索

  • 検索

その他フローリング検索

樹種
グレード
タイプ
塗装
特記
  • 検索