ニュース-無垢フローリング・無垢にこだわりをもつ　AT's natural wood　旭貿易株式会社

生活の質（クオリティ・オブ・ライフ）にこだわりを持ちたいという人が増える中、昨今、より木の本質を味わえる OPC 巾広タイプに関心を持ち、付加価値、本質志向を無垢フローリングに求める人が増えています。
そんなこだわり派のニーズに応えるために-素材の厳選－は不可欠です。なぜなら、OPC 巾広タイプ フローリングは良質な原木からのみ生産が可能だからです。ATは毎年自ら足を運び、コストでモノを選ぶのではなく、信頼できる素材を調達しています。

今月既に、アメリカのアトランタより良質のFSC認証材 White Oak(ホワイト オーク)KD材 40フィートｘ20本が中国 大連港に到着しました。これより、今年度分 ホワイトオークフローリング OPC 巾広タイプ の生産にとりかかります。

KD材とはKiln Dry Woodの略で、乾燥機（Kiln）を用いて人工的に乾燥させた木材を意味します。
丸太から製材されたばかりの木材は多くの水分を含んでいます。水分をたくさん含んでいると曲がりやねじれが生じ、強度や寸法精度が劣るため乾燥処理をおこないます。乾燥工程には、木の特性を活かしてベストな状態まで乾燥する加減の際（きわ）を見極めるだけの熟練した技術が求められます。
ATは膨大なサンプルデータにより裏打ちされた統計学を基に、見極める“基準”を定めています。

大連に入港したKD材は適材適所に選別されます。
AT'S FLOORING に適した材料はもう一度人工乾燥します。工程を簡略化しようと思えば再度乾燥しないで済ませてしまうこともできますが、ATではじっくり乾燥することを信条としています。
それは効率やスピードよりも、クォリティーを優先するモノづくりを目指しているからです。
同じ品質を常に安定して実現するために、決してあせらずていねいに必要なことには惜しみなく手をかけることをつづけて大切にしています。